去る2/16(土)に、Cross-Border Incubation Platform(XIP)国内選抜プロセスの中間報告会を開催いたしました。現在進行中のチームによる現状報告と、最終報告に向けたオープンディスカッションの様子をご報告します。
*XIPって何?と思った方は、まずこちらをご覧ください。
↑弊社のアジア地域統括・小原も遠くベトナム・ホーチミンシティからSkypeを通じて臨席しています。会場正面の大画面に映し出され、会場の参加者と会話を交わしました。
↑時計が午前10時を指す頃、長井によるはじめの挨拶から開会します。快晴の日差しが差し込むなか、今日の流れを確認します。
↑こちらは「車いすチーム」の発表準備の様子です。中央のNewLeader(前線メンバー)候補の池野さんを中心に、笑みを交えつつ議論が続きます。
↑一方、こちらは「チーム炭」の発表準備の様子です。全員がPC画面に注目しながら、真剣な議論が交わされます。発表時間が刻々と近付いてきます。
↑「チーム炭」の発表が始まりました。発表者はNewLeader候補の木村さん。事業がベトナム社会に及ぼすインパクトについて説明しています。ビジネスの意義が語られる場面なだけに、発表にも熱が入ります。
↑一方、「車いすチーム」の発表では穏やかな声に意志を秘めた発表が続きます。物質的な便利さだけでなく、利用者の自尊心など心理的な課題にまで踏み込んだ意義が語られます。
↑発表時間後には相互フィードバックの時間が設けられました。お互いに鋭い指摘が飛び交い、息もつかせぬやり取りが続きます。必要な箇所では現地にいる小原から補足が入り、確かな情報にもとづく地に足のついた意見が交換されました。
↑「チーム炭」からは、実際に現地を視察してきた木村さんから工場の生産過程や家庭での使用方法について、詳細な報告がありました。実際に目で見ることでしか得られない気付きをいくつも持ち帰り、他の参加者を刺激しました。
↑途中に近隣の中華料理店にてランチを挟み、和気藹々と食事を楽しみました。筆者のいたテーブルでは、ダンスや記号論、コスプレや美学の話題などが飛び出し、知的刺激で盛り上がりました。
↑昼食から帰った後は、お互いのフィードバックを元に各班が最終報告に向けたアクションプランを立案します。新たな視点からの指摘がアイデアを生み、両者共に修正と進展が見られたようです。
↑今回の中間報告会は明るい陽光の差し込む中、終始活気あふれる雰囲気のうちに終了しました。次回は早くも最終報告会です。現地の起業家もリアルタイムでSkype接続し、4月からの本格的な支援の前にフィードバックを返してくれる予定になっており、今回以上に刺激的な時間となるでしょう。非常に楽しみです!
◆XIP国内選抜プロセスの最終報告会はオブザーブも歓迎です◆
ライター:高野拓貴
編集:長井悠