2月25日から3月3日にかけて、日本の学生とベトナムの学生がビジネスアイディアを考えるツアーが始まりました!(前回ツアーの記事はこちら)
今回は、ベトナム最大の都市ホーチミンで、聴覚障がい者のためのビジネスアイディアを考えます。
今日から毎日、ツアーの様子をレポートしていきたいと思います。
顔合わせ、そしてチームビルディング
ツアー初日の今日は、全員が顔を合わせる初めての機会。
最初のセッションでは、ツアーの説明やマインドセットを行い、他己紹介のアイスブレイクをしました。
緊張していた両国参加者、すぐに打ち解けていました
続いては、レゴを使ったチームビルディングです。
このセッションではツアーに先立ち、レゴを使いながら参加者同士が自分自身を表現し、コミュニケーションをとります。
7日間という限られた時間の中で最高の共創が出来るように、互いの理解を深めます。
作品を自分自身に見立て、自分がどんな人であるかを表現します
レゴを使って表現し、それについて質問しあったり、仲間の作品と自分の作品を合体させたり、さらにその作品のストーリーを一緒に考えたり…
そうしているうちにいつの間にか仲間と打ち解けあい、何より彼らの事を数時間前よりずっと理解しているようになるのです。
ベトナムにディープダイブ!
チームビルディングの後は皆でお昼ご飯を食べて、その後ホーチミンの街にフィールドワークのために繰り出します。
ベトナム人学生のバイクに乗せてもらい、出発!
このフィールドワークは、ただ単にホーチミンの街を見て回るわけではありません。
五感をフルに活用し、メモと写真を使いながら、あらゆる刺激をありのまま受け容れ、記録します。
フィールドワークから帰ってきた日本人参加者は、初めて見るホーチミンの街にインパクトを受けているようでした。
シェアリングセッション
フィールドワークの後は、それぞれが見てきたもの、感じたことなどを共有します。
ポストイットに、見たもの・感じたことなどをどんどん書いていきます
その後、印象に残っている光景や、それについて思ったことなどを参加者同士で発表しあいました。
参加者それぞれの経験が、全員の経験となって統合されていきます。
ベトナムでありふれた光景を、日越双方の視点から捉えなおすというのは、日本人だけでなくベトナム人にとっても新鮮な経験だったようでした。
明日は、ベトナムの課題のインプットや、それに取り組む起業家の話を聞きに行きます。
参加者の方々がベトナムの課題や、それに取り組む起業家の話から何を学び、どう感じるのかがとても楽しみです。
浅岡諒