ベトナム政府、2015年に都市部の入院環境を改善すると宣言
病院の一つのベッドに2,3人の患者さんが寝かされている状況を想像できますか?
ベトナムの都市ハノイ、ホーチミンの中心部で実際に起きていることなんです。
ベトナムの地元紙tuoi tre |
ベトナムの保健省はこの度、2015年中に都市部の38の病院を対象に現状改善をすると宣言しました。
1ベッドに一人の患者を実現し、病院に運び込まれ処置を受けた患者は24時間〜48時間以内に、必ずベッドにつくことの出来る環境を整備するとのことです。
2015年中に本当に改善できるのか、市民は懐疑的
政府の意気込みに反し、市民は懐疑的なようです。中心部の病院には周辺地域からも多くの患者が押し寄せ、さながら野戦病院のようになっている現状を鑑みると、ほんとに出来るの?というのが人々の本音のようです。
政府の求めに応じ、自力で歩行出来る患者や自宅療養可能な患者を外来に切り替えるなどして、市内の病院は入院患者数を始める努力を始めています。しかし、その効果も頭打ちとのこと。
結局、政府の掲げる目標の達成はさらに数年はかかるだろうと市民は冷ややかに見ているようです。
ハバタクベトナムスタッフHanhの目
私が子供の頃、病院で一つのベッドに数人で押し込まれたことがありました。
その経験があって以来、病院に泊まる(特に暑い夏!)ことが恐ろしくなりました。
この問題解決のためには都市部の病院の改善はもとより、地方の病院の解決も必要なのではと思います。地方の病院の医療レベルは高くなく、それゆえに都市部の病院に人々が殺到しているのが現状なのです。
その経験があって以来、病院に泊まる(特に暑い夏!)ことが恐ろしくなりました。
この問題解決のためには都市部の病院の改善はもとより、地方の病院の解決も必要なのではと思います。地方の病院の医療レベルは高くなく、それゆえに都市部の病院に人々が殺到しているのが現状なのです。
※本ニュースはベトナムの地元紙tuoi treのトップ記事を参照しています。