ホーチミンから125キロ離れたブンタウ市は、南ベトナムでも有名な観光地であり、週末には多くの旅行者が訪れる。
ブンタウでは、旅行客に法外な食事代を請求する、いわゆるぼったくりレストランが存在する。「ブンタウのイメージが下がってしまう」と地元の人々や真っ当な商売を行っている同業者からは強い反感を買っており、観光産業を主な収入源とするこの地にとって大きな痛手となっている。
ブンタウ市 |
ブンタウ人民委員会は、これまでに7件のぼったくりレストランを摘発した。日本人観光客の加藤さんは2015年1月19日、夕食に2,200,000ドン(約12,000円)を支払ったが、後日ビザカードより22,000,000ドン(約120,000円)の引き落としがあったとのこと。市当局はこのレストランに10,000,000ドン(約55,000円)の罰金、3ヶ月の営業停止処分としライセンスを取り上げた。
この7店舗は人民委員会による調査及び監視の対象とされ、適切な改善措置が行われた。
ブンタウ人民委員会は今後ぼったくりレストランに対し、罰金及び起訴の対象とすると決定し、また市内にツーリストセンターの設置も検討している。
ハバタクベトナム・Hanhより
ベトナムの観光地では、こういったぼったくりレストランが随分前から存在します。摘発されたとしても、一時的な処罰のみでイタチごっことなるケースが多い。その他の地域でもブンタウ市のように取り締まりを強化し、観光産業の発展に繋がる事を願っています。
※本ニュースはベトナムの地元紙tuoi treのトップ記事を参照しています。