2014年、貧困削減政策及び、翌年の任務展開に関し国際会議が開かれ、グエン・タン・ズン首相はこの政策を達成に向けて意気込みを示した。
ベトナム労働傷病兵社会問題省によると、2014年の貧困削減に対する予算は約347,000億ドンであり、年内の貧困率は7.8%から5.8%まで低下した。
首相はこの結果に対し継続的なものでは無いと示し、仮に3名が貧困層から抜け出せたとしても、うち1名は再び貧困に陥るだろうと述べた。
またこの貧困削減対策は、特に農村地区の少数民族に焦点を当て、民間企業は新たな雇用者獲得の為に事業拡大すべきと話す。
農村地区への企業投資を行い、約100名の雇用者を獲得した場合、その企業は税金控除の対象となり、さらには研修に掛かる費用を優先的に融資されるといった新たな政策も検討されている。
ベトナムハバタク・Hanhより
ベトナムでは、特に農村地区で貧困に苦しむ多くの人々を抱えており、中には子供に十分な教育、衣服や食事を与える事が出来ない人もいます。
政府は長期に渡り、貧困削減対策に取り組んでおりますが、未だ問題は山積みです。資金面での援助だけでなく、就業の機会を増やすなど他に出来ることがあるかもしれません。今回の会議で決まった新たな政策に期待したい所です。
※本ニュースはベトナムの地元紙tuoi treのトップ記事を参照しています。
http://tuoitre.vn/tin/chinh-tri-xa-hoi/20150206/tiet-kiem-chi-tieu-don-cho-giam-ngheo/708219.html
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