旧正月が近づくにつれ、ホーチミンやハノイ等の大都市に住む人々の帰省ラッシュが本格化している。それに先がけ、各バス会社は運賃や許容乗車率を軒並み引き上げている。利用者からの不満の声も多いが、帰省に伴い容認せざるを得ない状況だ。
値上げ分は通常料金の60%を超えてはならないはずだが、2倍以上の値上げを行っているバス会社も存在するのが実情だ。
バスターミナルでチケットを購入すれば安価に済むはずが、いざ乗車すると追加料金を請求され、それに応じなければ利用は出来ない。
またこの時期のバス会社は運賃の値上げだけでなく、45席のバスに70名の乗客を無理に押し込むため、車酔いなどで不調を訴える乗客も少なくない。これに対し、ベトナム当局は何らかの措置を検討しているものの抜本的な解決策は未だ見出せていない。
ベトナムオフィス・Hanhより
私はホーチミン市出身の為あまり友人とこの話題に触れる機会は少ないですが、地方から出てきている低所得労働者や学生にとって非常に深刻な問題となっております。ベトナム交通局はバスターミナルでのチケット購入を推奨していますが、乗車時の追加料金までは管理仕切れないようです。当局は無作為に運賃や乗車率の検査を行い、ペナルティーを課す等すれば改善が見られるのでは無いでしょうか。
※本ニュースはベトナムの地元紙Tuoi Treのトップ記事を参照しています。
http://tuoitre.vn/tin/chinh-tri-xa-hoi/20150212/nha-xe-tang-gia-ve-nhoi-nhet-khach/710709.html
http://tuoitre.vn/tin/chinh-tri-xa-hoi/20150212/nha-xe-tang-gia-ve-nhoi-nhet-khach/710709.html