いよいよ、Co-Creation Journey for Innovation も最終日。
最終日のプログラムのメインは、社会起業家へのビジネスアイデアのプレゼンテーション。
7日間の集大成です。
~プレゼン準備~
午前中は、プレゼンテーションに向けてアイデアや資料をブラッシュアップしました。
中には、細かなスクリプトを用意したり、パワーポイントでも資料を作成しているチームもありました。
日本人参加者からは「外国人と英語でこんなに議論したのははじめて。自分の意見をどう伝えればよいか、を学ぶいい機会になった」といった声が聞かれました。
~プレゼンテーション~
いよいよプレゼンテーションの時間がやってきました。
各チーム25分(10分プレゼン・10分質疑・5分フィードバック)の持ち時間でプレゼンテーションを実施しました。
まずはじめにプレゼンテーションを行ったのは、チームNo Vita。
健常者と聴覚障がい者のコミュニケーションの壁をなくすというコンセプトで、スマート時計型コミュニケーションツールというアイデアをプレゼンテーションしていました。
今回ベトナム人参加者は工科系大学出身者が多かったので、ブレスト段階からハイテク系のアイデアが多く見られました。
つづいては、チームWWW。
“つながり”で障がい者の問題を解決する、というミッションを設定し、Linking heartsというサービスを考えていました。
youtubeやコミュニティ運営によってオンライン・オフライン双方で”つながり”を創りだすアクティビティ系サービス、障がい者向けの月刊誌を発行しコミュニケーションを促すパブリッシュサービス、初等教育向けのプロダクトを提供する教育系サービスという大きく3つのサービスを発表していました。
最後は、チームIntelligent。
もっと勉強したいという聴覚障がい者をターゲットに、学校での勉強・自主学習のどちらも支援するプロダクトを考えていまました。
各チーム、フィードバックでは、アイデアは興味深いが、全体的にビジネス視点が欠けているというコメントが多かったです。
コストはいくらなのか・何にかかるのか、価格設定の根拠はなんなのか、市場規模はどれくらいなのか、誰がそれをやるのか、等ヒト・カネの部分が曖昧なチームが多いようでした。
CEDのハンさんは、「素敵なアイデアが多くて素晴らしい。しかし、ソーシャルイシューの解決は、チャリティーではない」というコメントをなさっていました。
プレゼンテーションが終わったところで、途中、地元紙の取材が入り、つかの間の休憩時間。
運営だけでなく、参加者も取材を受けて、臆することなく英語で堂々とコメントしていました。
~リフレクション~
そして、最後は、レゴを使って、他己評価を行いました。
7日間を通じて、自分は他人からどういうふうに見られていたのか、レゴで表現しました。
プレゼン後で疲れていると思いきや、終始笑顔が絶えない時間となりました。
~クロージング~
クロージングでは、恒例のクロージング動画、ハバタクAWARDで盛り上がりました。
今回も、十人十色で個性豊かな参加者が集まったことで、イノベーティブ