いじめを受ける生徒を撮影した動画がインターネット上に流出した問題で、ホーチミン市内の学校は、特に教師の死角となるような箇所への監視カメラの設置等、新たな対策に乗り出した。
ある学校では廊下や階段、屋上、グラウンド、教室等に30台以上のカメラを設置。責任者は、カメラに移された映像の監視と、休憩時間や放課後のパトロールを行う。
教師は単純な生徒指導だけでなく、生徒達が利用する最新のSSNサイトなども逐一チェックし、友達作りの補助を行ったり、話相手にもなっている。とある学校では、友人関係や心の病で悩む生徒の為に特別授業を行ったり、軍隊から自己防衛術を学ぶ授業を取り入れる所も。また、校区の警備に地元の企業と提携する学校も多い。
ベトナムオフィス・Hanhより
いじめはベトナムで今や深刻な社会問題であり、頻繁にニュースで見かけるようになりました。その殆どはインターネット上の動画サイトから判明する事が多く、つまり学校は多くのケースを把握出来ていないということになります。ホーチミン市以外の地域を含め、カメラの設置や企業との連携等の対策で今後いじめが減ると良いのですが。
本ニュースはベトナムの地元紙tuoi treのトップ記事を参照しています
http://tuoitre.vn/tin/giao-duc/20150403/doi-pho-voi-bao-luc-hoc-duong-tang-camera-va-giam-thi/728969.html
http://tuoitre.vn/tin/giao-duc/20150403/doi-pho-voi-bao-luc-hoc-duong-tang-camera-va-giam-thi/728969.html