ハバタクは昨年度より、成立学園中学校のキャリア・デザイン全体の設計・運営を実施させて頂いています。本年度も2~3年生向けにキャリアデザインの授業を実施しました。
まず、2年生には、様々な社会人に出会ってもらい、自分がどんな仕事につきたいか考えてもらいます。
そして3年生に進級した後は、実際に社会人が働いている現場を訪問し、仕事を経験します。さらに、それまで考えてきた、その自分の将来の仕事につくためにはどんな勉強が必要か大学進学を見据えて考えてもらい、大学を取材し「大学図鑑」を制作するという仕事を経験し、将来の希望の進路について卒論を書いてもらうのです。
2年生の授業では、前期ではたくさんの社会人に触れてもらったので、後期授業で「仕事をする」ことをより実践的に理解することを主眼に置きました。
社会人からどんな仕事をしているのか具体的な話を聞き、仕事の中で困った状況についてケーススタディを出し、グループで考えて発表してもらいました。
3回に分け「自分で仕事を作る」「チームで働く」「世界を舞台に働く」というハバタクらしいテーマを設定し、テーマごとに異なる社会人に来ていただきました。
グループディスカッションや発表に慣れない生徒さんもいましたが、最終的には「仕事をするのは面白い」という、そんな大人の声を聞くことで、仕事に対するイメージを変えてくれているようです。
先生からも、
・自分は何になろうかな、という考えが出来る生徒が増えてきた
・仕事に対するネガティブ感がなくなった
と大変に好評を頂きました。
将来なりたいものが見えなくて、悩んでしまう生徒さんは少なくないですが、このように考えるきっかけを積み上げていくことで、ちょっとずつ自分の未来について真剣に考えられるようになっていきます。
今学校で日々学んでいること、直面することが将来の仕事をすることにつながっていて、今は大事な基礎固めをしているのだということに気づいてもらえたと思います。
みなさん、これからもがんばってくださいね!
http://www.seiritsu.ac.jp/list/guidance/careerdesign