ターゲット顧客の徹底観察! ~Co-Creation Journey Day 3~


Co-Creation Journey 3日目は、インプットパート最終日。
今日までのインプットを元に、明日から本格的にビジネスアイディアを考えていきます。

Observing -観察-

今日はまず、実際にビジネスアイディアを考える際のターゲットとなる聴覚障がい者の方々の観察を行いました。
4つのチームに分かれ、それぞれのチームがそれぞれの聴覚障がい者の元を訪問し、普段の生活を観察させてもらいます。
「聴覚障がい者」と一口に言っても、あるチームは自立して働く40歳の女性、またあるチームはパン屋で働く若い男性、または学校に通う子供だったりと、全く違う人たちの元へ赴きます。

彼らの住む家を訪問、観察します

このフィールドワークで気を付けたことは、彼らの「ありのままの生活」の観察が目的であることです。
出来る限り自分たちに注意が向かわないように、その一方でターゲットの一挙手一投足を見逃さないように、我慢強く長い時間をかけて観察を行いました。
これらの情報は、明日以降のビジネスアイディアの源泉となるのです。

Sharing -共有-

それぞれのチームが会場に帰ってきた後、忘れないようにすぐシェアリングセッションを行いました。
まずは観察結果を詳細に記録します。今日見たものを時系列で、そして文章の形式で書き出せるだけ出していきます。

ひたすら書く!

そこから特に印象に残った振る舞いや出来事などを選びます。
彼らが何をしようとし、その時にどのようにそうしたかを、プロセスごとに分解し、ストーリーにしていきます。

観察した人はどんな人で、何がどう印象的だったか共有しました

先にも書いた通り、観察の対象となった方々は聴覚障がい者という共通項があるだけで、それぞれ年齢も性別も職業も、当然パーソナリティも違ってきます。
観察の結果を共有してもらう中で、彼らにとっては単なる日常のありふれた行動が、私たちにとって新たな発見であることも多いと気づきました。
今までぼんやりとしか想像できていなかったターゲットが、この観察によってずっと具体的で身近な人として見えてきたのは大きな収穫だったと思います。

明日からは、今日までのインプットを元にして、ビジネスアイディアを考えていきます。どんなアイディアが出てくるのかとても楽しみです!

そして、終了後はローカルの焼き肉屋さんで交流パーティを行いました!

皆で集合写真!

参加者の新しい一面が垣間見え、とても楽しい会となりました。
明日以降のアウトプットにもきっと良い影響を及ぼすでしょう!

浅岡諒

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