ベトナムでは、より多くの子供たちが安全に学校へ行けるよう、政府がスクールバスの運営費用を出資している。
そんな中あるバス会社が虚偽申告により助成金を不正に受給していることが分かった。
交通運輸省は2014年9月22日から12月21日にかけて、市内スクールバスを運営している15社(237校)を対象に調査を行ったところ、うち14社が虚偽の申告をしていることが明らかとなった。
2013年にも同様の問題が起きており、その総額は2億1470万ベトナムドンにも及ぶ。
交通運輸局によると2013年からの1年間で、多数のバス会社で不正受給が見られるものの、法的責任を問われている訳では無いとのこと。
ベトナムオフィス・Hanhより
子供を安全に通学させたい両親達にとって、政府によるスクールバス運営費用の出資は非常にありがたいものであるにも関わらず、バス会社の私欲による不正受給は残念でなりません。
政府はこのような問題に対し、一刻も早く根本的な解決策を見出して欲しいものです。
※本ニュースはベトナムの地元紙Tuoi Treのトップ記事を参照しています。
http://tuoitre.vn/tin/kinh-te/20150302/khai-gian-de-nhan-tien-tro-gia-xe-buyt/715037.html