1月22日の午後、ベトナム外務省による記者会見が開かれ、1月中の外交政策についての発表があった。その中で、外務省の副報道官Pham Thu Hangは、イスラム国（IS）が2人の日本人を人質にとっている事件に対し、強い非難を示した。

平和な世界を祈る

「我が国は、罪のない市民に対する残忍で非人間的なこれらの行為に対し、強く非難する。いかなる形のテロ、暴力的な過激論者の活動に対しても、国際社会の闘争を支援する。これは国連憲章および独立、主権、他国の領土保全、そして市民の安全を保障する国際法の基本原則に基づくものである。」

ベトナムスタッフ・Hanhより：

ベトナム人にとって、日本は親交があり強いつながりをもった国です。2人の日本人の安否が気がかりです。先週ベトナムの多くのメディアがこの事件を何度も報道していました。オンラインのニュース記事でベトナム人のコメントを読みましたが、ほとんどの人が悲しみ、人質の早期解放を祈っていました。イスラム国の非人間的行為に怒りを示す人もいました。わたしも彼らが無事に日本に戻ってくること、そしてこのような罪のない一般市民に対する暴力行為が根絶されることを願っています。