ハバタクが提供している「ネイティブ脳」プログラムは、英語圏以外の人がネイティブレベルの英語を習得するためのメソッドとして、マサチューセッツ工科大学(MIT)から公認された「実践型英語ブートキャンプ」です。
こんな特徴があります。
・英語を学ぶのではなく、
「英語で考え、勉強や仕事をする方法を学ぶ」ための方法論を習得する
「英語で考え、勉強や仕事をする方法を学ぶ」ための方法論を習得する
・聞くだけ、問題を解くだけの授業ではなく、
ゲームや創作ワークなどのアウトプットを重視する
ゲームや創作ワークなどのアウトプットを重視する
・プログラム終了後も独学で続けられるよう、
インターネット上の上質で無料の教材を使用する
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このメソッドを開発し、ボストンツアーの講師を務めているのは、サンフランシスコを拠点に活動する白川寧々。彼女を知るには、まずはこちらの動画から!(2分弱)
けれど、その嬉しさをうまく伝えるために、まず私がネイティブ脳を始める遠因、原体験、ネイティブ脳第一号、のストーリーを語るべきだろう。
私の実家は、中国系なので、日本にあっても、同郷のファミリーフレンドが多い。うちの母が自慢の「水餃子外交」(ほんとに美味しい)で、たぶん他の人よりうちに遊びに来る人の多様性が非常に激しかった。
そんなファミリーフレンドたちの中で、バックグラウンドが全然違うのに、やたらと仲良くしていた家庭があった。その家のママはうちの母と同い年だけど、叩き上げ系の女社長で、離婚歴も2回あるという、すごくドラマチックな鉄の女で、よくうちに教育方針とかを聞きに来ていて、私もよくかわいがってもらっていた。
彼女の娘の百合子ちゃんがうちに遊びに来たのは、彼女が中学2年、私が大学2年のときだった。百合子ちゃんは、ママの仕事の関係で、小学校高学年まで中国の現地校、それからは日本の公立に通っていた。ちっともうちの教育方針を聴いたくせに実行していない感じなんだけど、本人はきれいなバイリンガルで、母親に似て、ものすごく強い意思とガッツのある性格なのはひと目でわかる、そんな娘だった。
百合子ちゃんのママ曰く、「ゆりちゃんってね、小さいころの寧々ちゃんとそっくりなのよー。だからいろいろ教えてあげてね。英語とかいろいろ♥」
(どう考えても私じゃなくて、あなたにそっくりなんだろう、母娘だし)と内心思ったけど、わたしはガッツのある子とはよく気が合うので、ネイティブ脳のいつものスピーチの一番最初の原型となる私の英語勉強歴を語ったら、食い入るように聴いてくれて、すぐに実行すると約束してくれた。あとで聞いたところによると、そのとき残したメモを、トイレに貼っていつも眺めるほど響いたらしい。嬉しいことだ。
さらに話を聞くと、百合子ちゃんは、そのわたしよりもちょびっと激し目の性格が災いしてか、公立のしかもあまり柄のよくない地域の中学では完全に浮いていて、ちょっとヤンキー系のいじめの対象になっているようだった。
「学校のどこにも居場所がないんだけど・・・」という彼女に、
「そんなとこは君の居るべきところじゃないからだ!!」と即座にわたしは言った。
「そんなとこは君の居るべきところじゃないからだ!!」と即座にわたしは言った。
私だって、自分の親が教育のことをよくわかってて、フェリスに逃がしてくれてなかったら、そうなってたかもしれない、というか、なる予定だった。地元の公立中学ではなぜか上級生にも私の名前が知れ渡ってていじめる計画とかできていたらしいから。どうしても他人事と思えず、気がついたらどうしたら彼女らしさが活きるのかというソリューションを考えていた。
あらゆるインターナショナルスクールを検索して回り、百合子ちゃんのママに、その地域の柄の悪さも併せて見せて説得したら、うちの教育投資とその成果をよく理解していて、かつお金を結構持っていたママは、百合子ちゃんをあっさり転校させてくれた。
その後、「立派なトライリンガルになって、イギリスの名門大学に進学して楽しくやっているよ」、ということは風のうわさに聞くだけでしばらく忘れていたんだけど、そんな彼女とこの前ひょんなことからつながった。当時の思い出話をしていたら、なんと彼女も言語教育がやりたくて、ネイティブ脳を手伝ってくれるという。
「まさに、こういうことがやりたかった。ボロ雑巾のように使って下さい♥」とな。
イギリスへの進学道標も手に入ったし、ネイティブ脳のビデオ製作もがんばってくれて、かつ言語教育において、割と専門的観点からブレストしてくれて、中国進出も一緒にやってくれそうな百合子ちゃんという協力なスタッフが、ネイティブ脳インターンに入ってくれた。
それで、めちゃくちゃ嬉しいというわけ。
つくづく、私はおなごに、しかも逆境が沢山ある人生を拳で切り拓くタイプの人間とは相性がいいらしい。ここまで逆境系成功体験を築いた人間は、本当に強い。一緒に起業してもたぶん折れない。こんなふうにパズルのピースがカチッとハマることって、あるんだね。
人生、快哉!