ハバタクラボ@五城目の丑田です。
2014年春からはじまった五城目ライフの豊かさを、小出しにお伝えしていきたいと思います。
第一回目は、ミッドナイト・ゴジョウメ。
秋田のイナカの夜、なんにもないんじゃないの?と思われがちですが、そんなことはありません。
昼も夜も、味わえば味わうほど楽しみが増していく、欲望の町なのです。
そのほんの一部をご紹介。
中心市街地にそびえるシンボル・森山に日が沈む頃、五城目の夜が始まります。
秋田といえば「日本酒」。
日本酒といえば「なべ駒」。
五城目が世界に誇る、日本酒の聖地です。
町の酒蔵・福禄寿酒造のプレミアム酒「一白水成」や、町の酒屋・北宇商店のプライベートブランド「浦城」はもちろんのこと、全国の名だたる日本酒が勢ぞろい。料理もとても美味しい。
店内は壁から天井まで酒のラベルで埋め尽くされ、酒への愛が溢れ出ています。
そんな空間と食を通じて、クリエイティブなアイデアも湧き出てきます。
お店のお客同士の交流が自然と生まれることや、子連れでも快く受け入れてくださるのも嬉しいところ。
ちなみに、マスターは「五城目 呑ムリエ会」(全国の酒蔵から集まった今年の30本が飲み放題!)も企画されており、本年も7/26に開催されます。
さて、体も心もあったまってきたところで、いざ次のお店へ。
なべ駒から徒歩数分、植物に囲まれた外観と共に、その看板は突然あらわれます。
その名も「ミカ」。
勝手ながら、「伝説のジャズバー」と呼ばせていただいています。
店名の由来は秘密。(そして、看板へのはツッコミはなしで)
その実態は、52年前からほぼ年中無休、日中から夜中の3時まで営業し続けてきた、マスターの哲学に溢れるお店なのです。
店内は昼も夜も真っ暗。相手の顔もぼんやりです。
真っ暗な空間の中、最高のスピーカーでJAZZを聴き、お酒を呑む。そんなマスターの世界観を隅々まで体感できる場所です。
どでかいスピーカーが二つそびえ立ち(暗すぎて見えませんが)、県内でも有数のレコードラインナップ。五城目の夜は、あっという間に過ぎていきます。
まだまだ夜は長い!という方は、築133年の茅葺古民家「シェアビレッジ町村」もどうぞ。
囲炉裏で団欒しながら、そのままゲストハウスとして泊まって頂けます。(※会員制(村民制))
町内には他にも3つの泉質の違う温泉宿、中心市街地に位置するビジネスホテルも1つございますので、是非色々お楽しみください。
以上、ミッドナイト・ゴジョウメの一例をご紹介しました。
他にも素敵なお店はまだまだたくさんありますし、まちに暮らす誰かの家で開催される「家飲み」もディープ五城目を知る最高の機会。運が良ければ、市場に出てこないようなイナカならではの採れたて食材を味わえるかもしれません。
そんな笑顔あふれる五城目の夜、是非味わいに来てください!