フィールドに出る

ツアー参加で得られるもの

みなさん、こんにちは!オーガナイザーのYoshiです。 「トランスローカルリーダーシッププログラム〜グローバルな仲間とイナカ〜世界を変える一週間〜」も実施まで一ヶ月を切り、いよいよ準備も大詰め、またアジアの学生からの申し込みも始まりすでに10名近い申し込みを頂いています。 そしてもちろん多くの日本の学生にも本プログラムに興味を持っていただきました! とはいえ、プログラムは面白そうだけど・・まだ検討中!という方も少なからずいらっしゃるので、改めて本プログラムで得られる学びについてお伝えしてみたいと思います。 プログラムの背景 今の時代は変化が激しく、不確実性の高い、複雑で曖昧な世界(Volatility, Uncertainty, Complexity and Ambiguity World)」を迎えています。更に、時代の変化に伴い、社会や人々の価値観も位相が変わり始めています。経済成長を前提に個人の欲望を追求するEGO・競争の時代から、資源の有限性を前提とした共同体の幸福の実現を目指すECO・共創の時代への変化です。 また、テクノロジーの発展がもたらしたグローバルでフラットな社会は、中央に情報が集まりその後地域に拡散していくという中央集権的な社会変化を必要とせず、地域と地域が直接つながりそれぞれの知見がダイレクトに作用しあう「トランスローカル」な変化の伝播・連鎖が可能になっています。 こうした時代や価値観の変化は、これからの社会の在り方を描き実現していく次世代のリーダー達に求められる新たな考え方や振る舞い方にも及んでいます。 それは社会や共同体に共通する課題を自分事として捉え、その共同体に根ざした視点で多様な人々とのビジョン共創・課題解決を推進出来る”やさしい”リーダーシップです。 我々はこのリーダーのあり方を「トランスローカルシーダーシップ」と名付け、課題先進国日本の抱える、そして近い将来世界各国の社会が直面する「高齢化」をテーマに、次世代のリーダー達がコミュニティの想いに根ざした未来の姿を描き出すプログラムを企画しました。 本プログラムの目的 社会に共通する課題を自分事として捉え、その問題解決策を多様な参加者と共創することを通じて、次世代リーダーとしての心構えを身につけること 主なアクティビティ 海外大学生とチームを組み、地域の問題解決に挑む ホームステイ、インタビューを通じて高齢化する社会に暮らす人々の生活の現状や想いを理解する 人々の想いを汲んだこれからの社会のあり方を考え、地域の人々に発表する プログラムのポイント 秋田というイナカが持つ場の力と国境を越えて集まったセカイの仲間たちが出会いミライを描きます 自然豊かな日本の田舎で過ごす創造的な時間・空間 社会課題の現場であると同時に、豊かな自然の残る秋田だからこそ、創造的な環境でこれまでとこれからを語ることができます 地域コミュニティの「ものがたり」の共有 地域の人々との対話を通じてコミュニティの想いや考えを理解することができます グローバルな仲間とのつながり 国境を超えた参加者との共創を通じてグローバルなネットワークと多様な考え方が身につきます こんな人にこそ参加してもらいたい! 次のような言葉にピンと来た方はまずは気軽にご連絡ください! これからの地方の在り方、地域の課題解決に興味がある 社会課題解決、ソーシャルデザインに興味がある 海外の同世代とネットワークを築きたい 英語を使ったプロジェクトに参画してみたい 自然豊かな場で多角的な視点を獲得したい 以上です。 まずはお気軽にお問い合わせください! https://pro.form-mailer.jp/fms/1c1a64b2102516 ツアー概要— ・テーマ:地域の人々の声を聴き、 高齢化社会の未来の姿を創造せよ ・期間:2016年8月8日(月)〜13日(土) ・場所:秋田県南秋田郡五城目町 ・参加者:日本・アジアの大学生 ・言語:英語 ・参加費:お問い合わせください! — ★ツアーの詳細はこちらから http://habataku.co.jp/leadership/contents/  

Quang

【ベトナム参加者メッセージ②】クアンくん

Hi everyone   My name is Quang and I was born on 7 May 1995 I’m a student of VGU Vietnamese German University, Vietnam. I like playing basketball, drinking coffee and hang out with friends. I am not a handsome guy but I’m a friendly and funny type, just come and talk to me so you will know 😀 This is my first in Japan so I expect to see and learn new things from there. I want to know more about Japanese culture to see how similar and different it is to Vietnam’s. I also can’t wait to taste Japanese dishes and sweets:) Don’t hesitate to talk to me[…]

Hanh

【ベトナム参加者メッセージ①】ハンさん

こんにちは〜 Hello(^_^)☆ 私は ハン (Hanh) です。 I’m a playful 22-year-old girl and bloodtype O. I’m doing my Master Degree of Mass Communication Management at Northumbria University at Newcastle, England. Basically, I’m a truly Sagittarius mix Libra who enjoy travelling, making friends and taking pictures. I really love animal so I hope I will have a chance to play with an Akita inu I like playing with children, too! I can’t stand snoring and feel strange when there is someone in my room when I sleep. I believe in Gods and Karma. I love Japanese, Korean and Chinese music as well as dramas. My idol is Tohoshinki, AKB48 and TFBoys. I had[…]

少なくとも週一回はかまど飯を炊きます。もはや特技です。一緒に炊きましょう!

【主催者紹介④】シェアビレッジ 半田

こんにちは! シェアビレッジ家守(管理人)の半田理人と申します!Hanもしくはまーくんと呼んでください! 本プログラムでは滞在先のコーディネートを担当させていただきます。 私は2015年8月から五城目町にある「シェアビレッジ町村」の家守の職に就き、茅葺古民家に暮らしながら、「シェアビレッジ」という新しい村のカタチを創るべく、奮闘しております。 私はこの地域で生まれ育ちました。主催者の中で唯一の地元出身メンバーです。家守に就くために秋田へ帰って来ました。 私は幼いころから、自分の故郷には何も楽しいことがないし課題ばかりだと思っていて地元が嫌いでした。 しかし、ハバタクや地域おこし協力隊が、私の地元をフィールドに可能性とワクワクを掘り起こし、日本の足元から世界の未来を考え、チャレンジする姿に共感し、憧れを持ちました。 共にチャレンジしたいと強く思い行動すると、そのフィールドに立つことができました。 日本の足元から、私の場合は自分自身の故郷から。チャレンジすること、これからを考えることは、やがてグローバルなチャレンジへとつながっていくと思っております。 参加する方々と共に切磋琢磨していければありがたいです。 よろしくお願いします!

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【主催者紹介③】東大サステナ工藤

みなさん、はじめまして! 東京大学大学院サステイナビリティ学教育プログラム、特任研究員の工藤と申します。 本プログラムには、高齢社会についてのレクチャラーとワークショップのオーガナイザーとして参加させてもらいます。 私は、全国で最も高齢化率と人口減少率が高い秋田県をフィールドに、農山村地域のサステイナビリティ(持続可能性)に関する研究活動を行っています。 「人口減少・高齢社会において、サステイナブルな地域とは?」を研究テーマに、地域づくりについて研究・教育活動を行っています。 今回のプログラムでは、五城目についての昔と今の写真を使った「ものがたりワークショップ」を担当します。 プログラム参加者の皆さんには地元高校生のが描く地域の将来像について一緒にディスカッションをしてもらう予定です。 先進国のみの現象と思われがちが高齢社会ですが、実はアジア諸国、特にタイ、ベトナム、シンガポールなどでも数年の間に顕在化してきます。 どのようなことが課題であり、またどんな機会があるのか、みなさんとディスカッションできるのを楽しみにしています!  

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【主催者紹介②】シェアビレッジ柳澤

こんにちは、シェアビレッジ御庭番の柳澤です。 ProjectLeaderを務めます!Ryuと呼んでください。 大学時代は東京大学で3年間、「地域のサステナビリティ」を考えていました。過疎地域でも人が暮らし続けられる公共交通として”オンデマンドバス”の開発に関わり、山梨県や岡山県での実証実験に関わっていました。   『便利?不便?未来の交通システム、オンデマンドバスに東大の頭脳が挑む!』 greenz.jp    今は五城目町の地域おこし協力隊として、地域に根ざした事業を進めるチャレンジャーが集まる場作りをしています。未来のリーダーが集まる場を作るべく、一所懸命がんばります!

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【主催者紹介①】ハバタク小原

みなさん、こんにちは!ハバタク株式会社の小原と申します。 本プログラムではDirector & Facilitatorを務めます。Yoshiと呼んでください! 私は2010年にハバタク株式会社を創業し、2011年からベトナムはホーチミン市で暮らし、ベトナムを中心とした東南アジア各国で学生や企業向けの研修事業を展開しています。   今回のトランスローカルリーダーシッププログラムには私が拠点にしているベトナムの学生たちと一緒に参加します。 急速に経済成長をするベトナム。今回参加するベトナムの学生たちは日本の学生との出会いと共創をとても楽しみにしています!そして、私もそうした国境を越えた出会いが生み出す新たなアイデアの創造が楽しみです! ちなみに趣味は読書、ギター、キックボクシングです。 皆さんとお会いできる日を楽しみにしています!

ホームステイ

宿泊先No.2 ホームステイ

  Trans Local Leadership Study tour では、ホームステイでの滞在も予定しております。 第3者=風の人としての客観的な視点から意見を述べることと同時に、当事者意識=土の人との深い理解、学びあいも大切でワクワクポイントである本プログラム。 ホームステイ先によって、食事や暮らし方、学べることは別になりますが、それぞれのホームステイ先で自分だけの思い出をご家族と共有してください。 五城目町のご家庭との濃密な交流から、ヒントとなる部分も必ず出てくるかと思います。地域の方との交流を通じて、とことん五城目の土に混じり合いましょう。 イナカのディープな暮らしがあなたを待っています。      

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ものがたりワークショップ

写真を用いた「ものがたり」の共有 今回のプログラムのキーアクティビティのひとつは「ものがたりワークショップ」です。 これは人々が居住する地域に対してどのような視点、考え、想いを持っているのかを、写真を通じて掘り起こす取り組みです。 地域の未来を描く、と言っても本プログラムの参加者の五城目地域に暮らしているどころか滞在期間はたかだか1週間。地域の歴史やその土地に蓄積されてきた伝統や思いを自分たちだけで理解しようとしてもそれは無理な話です。 そもそも、住んでいる地域をどう捉え、そのなかにどのような視点があるのかは、同じ地域に居住する人であっても、性別や年齢、個人の経験によって異なります。 「地域のなかで人々の生活の中心であった場」について過去の写真を集めて、参加者間で写真の内容についての「ものがたり(narrative)」を共有します。

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秋田ってどんなところ?

「秋田県といえば、きりたんぽ鍋とかナマハゲとか秋田犬のところでしょ?」 東京で周りの友人に秋田県の印象を聞くとこんな答えが返ってくる。 でも、未来の視点から秋田県を見てみるとどうだろう?   ”世界は高齢化する” 世界のほとんどの国が高齢化に向っている。例えばベトナムの高齢化率は2015年では6.4%だが、2035年には15.4%を超え高齢化社会になり、20%を超え超高齢化社会に突入する予測が立っている。隣国である中国、韓国も2025年には同じく高齢化社会を迎える。アジアだけでなく、ヨーロッパ、アフリカ、アメリカのどの地域も高齢化は進みつつある。 世界の中で、もっとも高齢化率が高いのは、実は日本。2010年にドイツを超えて日本は高齢化率世界一位になり、その後2位との差を広げ続けています。2015年の世界の高齢化率は5.1%,日本は26%。2位はイタリアの22%,3位はギリシャで21%。 日本の中で、秋田県は高齢化率1位。つまり、秋田県は世界でもっとも高齢化している地域。今回TransLocalLeadershipプログラムが開催される五城目町は、秋田県で3番目に高齢化率が高く、2015年のは43%を超えています。   ”世界の人口は減少する” 増え続けている人口。2015年に73億人を超え、増え続けると思うかもしれない。でも、世界人口の増減率は2015年を過ぎて+2.5%から少しずつ減少していき、WIREDの記事では200年後には世界の人口は現在の半分になる可能性も指摘している。つまり、世界は高齢化し人口は減少する未来に向っている。   ”秋田の世界の窓口、国際教養大学” 秋田空港からすぐ近くには、2004年に開校した国際教養大学。世界27カ国から学生が集まり、どの授業も英語で開催されている。五城目小学校では”ワクワクワールドツアー:五城目で世界一周”というテーマで、毎週3カ国の学生が小学生に自国の紹介とワークショップを行っている。本プログラムの開催地である五城目でも、国際教養大学が世界の窓口となって、小学校と世界に繋げている。 ”未来と世界の交差点” トランスローカルリーダーシップのプログラムが、秋田県五城目町で開催される理由が見えてきたでしょうか。高齢化が進み人口減少が進む世界の未来にあるのが、五城目。やわらかいリーダーシップを見つけるプログラムが開かれるのが、秋田です。